小児歯科

こば歯科・矯正歯科クリニックではお子様に「歯医者さんは怖くない」という認識を持って頂きたいと思っております。そのためには、『歯はできるだけ削らない、抜かない』治療を行うこと、お子様が少しでも怖くない思いをするように配慮しております。


お子様に笑顔を♪


真っ白なきれいな歯と歯並びをもった大人に育ったお子様は、見た目の美しさとともに生涯虫歯や歯周病などのリスクの低い生活を送ることができます。大人になったときに、お子様にとってはすばらしい財産になることと思います。

 

ご両親からお子様へ未来のすばらしいプレゼントを贈っていただけるように、私たちは精一杯サポートさせていただきます。

 

かわいい大切なお子様に、将来「ありがとう」と言ってもらえますように…



『歯はできるだけ削らない、抜かない』治療

こば歯科・矯正歯科クリニックでは『歯はできるだけ削らない、抜かない』という信念のもとに治療計画を立てています。
それは、一度削った歯は決して元通りにはならず、健康な歯よりも虫歯リスクが高くなるからです。
成人における虫歯治療の約半数は、〝以前に治療した歯が再び虫歯になった〟〝詰めものが外れた〟など、治療した歯の不具合です。
最初はちょっと削って詰めた歯も、やがて金属の詰めものになり、
金冠をかぶせるようになり・・・
こうして歯の寿命はどんどん短くなってしまいます。
5 ~ 6 歳になるともう、下の一番奥に6 歳臼歯(第一大臼歯)という永久歯が生え始めます。この生えたばかりの永久歯にいかに虫歯をつくらず、削らずに保てるかが将来の歯の寿命に大きくかかわってくるのです。
私たちは『子どもの頃の虫歯予防や治療は歯の寿命を大きく左右する』と考え、予防に力を入れ、安易に削ることはしません。
しかし、残念ながら治療が必要と判断された場合は、妥協せず、しっかりと治療を行ないます。乳歯の虫歯も『いずれ、永久歯に生え変わるから』と放っておくと、永久歯に悪い影響を及ぼすことがありますので、注意しましょう。

 


抑えてでも治療する?

歯科医院は大人の方でも、できれば行きたくないという方が多いです。お子様は最初かなり緊張されています。
付き添われているお母様、お父様も「うちの子泣いちゃわないかな」と不安な顔をされています。
治療はお子様をいかに怖がらせずに嫌がられずにできるかが、治療の質を決める最大のポイントになりますので、いろんなことに細心の配慮をしております。
ただ、お子様が嫌がるかどうかだけを指標にしていますと、いつまでも慣れることができずに治療しないといけないむし歯が進行してしまいそうなときがあります。
また、他院で結局慣れずに治療をしてもらえなかったと言って来られるお子様もいます。
治療の方法も、お子様の性格を十分に知っておられるご両親にお伺いして、お子様にとって最善と思われる方法を選んでいただくようにしています。

 


3~6か月に一度の定期検診を受けましょう

定期検診を受けている人とそうでない人では、歯の寿命に差があります。

「虫歯の早期発見→早期治療が歯を長持ちさせます」

というのは、ひと昔前の話。

「歯を長持ちさせるためには、出来る限り削らない方が良い」

という考えのもとに、“虫歯を早期発見し、それ以上進行をしないようにくい止める”ことが大切であり、そうするにはどうしたら良いかを患者さんに伝えるために検診があると私たちは考えています。

 

虫歯は予防できます。乳歯が虫歯になってしまっても、最初の永久歯が虫歯になってしまっても、まだまだ遅くはありません。継続的な検診を受ける事で、噛みあわせや歯並びなど、子供の時に起こりがちなトラブルを見逃すことも少なくなります。そして、何よりも「自分の健康は自分で守る」という“健康観”が身に付くということは、お子さんにとっても大きな財産ではないでしょうか?


検診をうけるメリット

  • 子供は日々成長し、変化しています。虫歯や噛み合わせ、歯並びなどの適切な治療時期を逃すリスクが減ります。
  • その時々のお口の中やホームケアの状況、ライフステージを考慮した一番効率の良い予防方法を知ることができます。
  • ”虫歯ができていきなり治療” では、お子さんにとって歯医者は嫌なところでしかありません。お子さんにしてみれば、定期検診は簡単です。「ちゃんとできた!」という自信にもつながりますし、泣いて暴れて歯医者に連れて行くだけで大変という、保護者のみなさんの悩みも解決です。


こば歯科・矯正歯科クリニックの

小児歯科治療のご紹介


歯と歯の間にできる虫歯


お口の中をキレイにしていても、デンタルフロスを使用していないと、歯と歯の間が虫歯になりやすくなってしまいます。デンタルフロスを正しく使用する事で歯と歯の間の虫歯を予防することができます。デンタルフロスの正しい使用方法は歯科医院でお聞き下さい。

お気軽に当院スタッフまでお声かけ下さい。


見逃しがちな、小さな虫歯


この様な小さな虫歯はとても見逃し易く、お子様が痛みを訴えた時には既に大きくなってしまっているかもしれません。日頃からお子様の虫歯チェックを行うようにしましょう。


子どもの歯肉炎は歯周病の第一歩になります


6歳ごろに見られる歯ぐきの病気は、歯ぐきの炎症にとどまった「歯肉炎」ですが、歯肉の炎症は、すでに3~4歳ごろから見られ、12歳ごろの永久歯が生えそろう頃に多く認められます。
子供の歯肉炎は、大人(永久歯列)になったときに、将来歯周病に移行することが考えられます。
予防をこの時期にしっかりしておくことが大切です。
毎日の丁寧なブラッシングの習慣と、定期検診を歯科医院で受けるようにしましょう。


歯肉炎の原因

☆ 口腔(こうくう)清掃が不十分

☆ 乳歯と乳歯の間がむし歯になり、そこに物が詰まる

☆ 永久歯が出てくるとき

☆ 歯並びが悪い/ 口で息をする


子どもの虫歯予防にはシーラントが有効です

生えたての永久歯は、成人の奥歯に比べ、奥歯の咬み合う面の溝が深い事をご存知ですか?

写真で見て分かる様に、生えたての奥歯には、溝が目立ちます。この裂溝にプラークが溜まり、虫歯になってしまうお子様が多くみられます。そこで考えられたのが、「シーラント」です。

 

シーラントとは、奥歯の咬み合う面にできる虫歯の予防の方法です。この治療は、生えたての奥歯の虫歯予防に有効です。あらかじめ、虫歯になりやすい奥歯の溝を接着力のあるプラスチックで埋めてしまうことで、裂溝に溜まるプラークが軽減され、虫歯になりにくくなります。